ガラスの靴

2004年8月28日 恋愛
逢って顔を見て触れ合えば

気分は安心し高揚し舞い上がり

ホォーーーと全てが

この瞬間のタメであったように錯覚する。

でも

違うよね。

逢わない膨大な時間をどう過ごしてきたか。

自分が一番よく知っている。

寂しくて

逢いたくて

切なくて

イライラしてて

メソメソしてて

クヨクヨしてて

ウジウジしてて

オドオドしてて

ヒヤヒヤしてて

そんな負の自分が居たのは確かなのに

顔を見た瞬間に

サァーーーーーーーーーーっと

消え去る恋愛マジック。

そんな魔法は結婚すると消えてしまう。

逢いたくて逢いたくて逢いたくて

切ない想いが恋心。

毎日逢えたらどんなにシアワセか。

夢だから夢見れるんだ。

夢は夢だけの方がいい。

夫との結婚でわかっている。

立派な馬車はカボチャに戻る。

キレイなドレスはボロ服に戻る。

彼に逢う時間だけがシンデレラ。

夢から覚めた私は灰かぶり。

でも

ガラスの靴だけは消えなかった。

そう

私の気持ちはガラスの靴。

逢えない私は、ヨソの人妻でヨソのお母さん。

逢ってる私は彼の恋人。

魔法が解ける帰り道。

心にガラスの靴の片方は貴方に

心にガラスの靴の片方は私に

消えない。

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