開き直った不倫

私と彼は、出口の無い迷路に迷い込みさまよっていた。

「不倫」と言う枠の中だけでグルグルと回る。

それ以下でもそれ以上でも無い関係。

強く愛されてると感じた。

強く愛していると想った。

だから何なの。

愛し合ってる。

だから何なの。

答えは出ない。

答えなんて無いんだもの出るワケない。

グルグルと同じところを回って疲れて、

空気は澱み（よどみ）。

スモークのかかった目で見ていたかな。

いつしかピュアな心は薄汚れていた。

何度も立て直した。

そう

必要だったから。

手放す事も出来ない。

手に入れる事も出来ない。

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なんだかんだ言っても

でも、貴方が好き。